予防歯科(歯周病対策など)

■「歯を大切に守りたい」そんな思いを、そっと後押しします。

人は誰でも生涯を通じて、健康でありたいと思っています。これはお口お中でも同じこと。「一生、自分の歯を守りたい。」「自分の歯で何でもよく食べたい。」と心の中で思っています。このような思いをそっと後押しし、患者さまと一緒に歩んでいく、私たちはそんな歯科医院でありたいと思っています。

●何が原因で歯を失ってしまうのでしょうか?

皆さんはこれまで学校健診を受けたことがあると思います。この学校健診を通して「虫歯=悪いもの」という認識ができあがっています。しかし学校健診は、対象が主に若年者であるため、虫歯のチェックに重点がおかれています。それでは現在、歯を失ってしまう一番の原因は何なのでしょうか。それは歯周病です。歯周病に対する管理(対応)を行っていかない限り、歯を守っていくことはできません。歯を失う人原因のトップは歯周病です。全体の42%が歯周病が原因で歯を失います。

●歯周病とは?

歯周病とは、歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気(感染症)です。歯や歯根(歯の根っこの部分)についた細菌により歯肉が化膿したり、歯根を支えるあごの骨が破壊されたりします。歯周病は突然生じる病気ではありません。長い歳月をかけ、じわりじわりと進行していきます。このため自覚症状にき気づきにくく、気づいた時には、治療しても手遅れの状態になっている場合も多くあります。

●定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアを。

現在の日本では、ほぼ100%の人が生活習慣として、1日に1回はお口の中のブラッシングを行います。毎日ブラッシングをしているはずなのに、どうして歯周病になってしまうのでしょうか?
これは歯や歯根に歯垢が薄い膜状に付着(これはバイオフィルムとも呼ばれ、水垢やぬめりのようなものです)し、ブラッシングでは落とせなくなっているためです。このバイオフィルムの中には細菌が数多く存在し、細菌から放出される毒素により歯周病は進行していきます。
このため歯周病を予防するためには、定期的に歯科医院でプロフェッショナルケア(歯科衛生士による特殊な機械を用いたクリーニング)を行い、徹底的にバイオフィルムを除去することが必要となってきます。こまめに歯周病に対するケアを行い、ご自身の大切な歯を末永く守っていきましょう。

たけいし歯科クリニックでは、歯周病の進行した部位には歯科用レーザーを併用し、痛みや不快感を極力なくした歯周治療を行っています。

当クリニックでは、わかりやすいアニメーションの画面をご覧いただき、歯周病になるメカニズムから具体的な治療方法・効果的な予防方法などをご説明します。

※Oralインフォームアニメーションは、株式会社モリタの院内ネットワークシステム「D・O・O・R」OPTIONのOralインフォーム ver3.0の画面を使用しています。