患者さんのお口の中を診ていると唇や頬粘膜(ほっぺの粘膜)に口内炎ができているのを見かけることがあります。
何もしなくても数日で自然に治ってしまう場合もあるのですが、中にはちょっとした刺激や接触などで強い痛みを伴うこともあります。
このような口内炎に対し歯科用レーザーの応用は効果的です。
まず少し離れた位置から痛みを感じないようにレーザー光を照射していきます。それからゆっくりと円を描くように患部に近づけていき、口内炎の表面に白い凝固膜をつくります。
これでほぼ痛みはとれてしまいます。口内炎の治りも早く、とても効果があります。