小児歯科(フッ素塗布など)

■虫歯予防対策として、小児のフッ素塗布やシーラントの充填

虫歯予防対策としてのフッ素塗布

各地の保健センターなどでも広く一般に行われている方法で、高濃度のフッ素溶液(2% NaF・酸性フッ素リン酸溶液)を6ヶ月に1回行う方法です。フッ素は歯質を強化し、ごく初期の虫歯であれば、再石灰化という作用により治ることも期待できます。またフッ素塗布は萌出しはじめた歯に行うことが効果が高いとされています。短時間で終わるため、小さなお子さんでも抵抗なく塗布することが可能です。当クリニックではリンゴ味のフッ素ジェルを使用し、塗布後30分間はうがいはできませんが、それほど不快ではないようです。

シーラントの充填

小児の特に奥歯の虫歯予防に大きな効果をもたらすのが、歯のかみ合わせの溝の虫歯予防としての、シーラントの充填(フッ素入りの薬を溝に埋め込むことにより歯のかみ合わせの溝の虫歯を作りにくくする処置)です。奥歯の溝をあらかじめ埋めてしまうことで、健康な奥歯が虫歯菌に冒される危険性を最小限に減らす効果があります。

■ブラッシング指導や、デンタルフロスの使い方をご指導

歯周病対策として定期的な、お口の検診や歯の掃除、希望者にはブラッシング指導やデンタルフロス 並びに歯間ブラシの使い方をご指導いたしております。特に歯並びの悪い部位はきちんと歯垢を落とすことが難しいものです。ブラッシングについてお気軽にご相談ください。医院側と患者様がお互いに協力し合い、効果の高い予防を行っていきましょう。

※Oralインフォームアニメーションは、株式会社モリタの院内ネットワークシステム「D・O・O・R」OPTIONのOralインフォーム ver3.0の画面を使用しています