フッ化物洗口の安全性

今日の新潟市の最高気温は0℃。

とても寒い日が続いています。

例年と比べると、積雪量はそれほど変わらないと思いますが、冷え込む日が多いと感じているのは私だけでしょうか。

路面も凍っていたりするので車の運転には気をつけたいものです。

ところで先日、私が園医をしている金津保育園の園長先生から「保育園・幼稚園フッ化物洗口マニュアル」という冊子を届けていただきました。

その中に書いてあるフッ化物洗口の安全性について紹介したいと思います。

現在、秋葉区の保育園、幼稚園で行われているフッ化物洗口(フッ素洗口)は週2回法が多いですが、うがいの後にお口の中に残るフッ化物の量は1日当たり約0.2mgです。

これはお茶1~2杯に含まれるフッ化物の量と同じだそうです。

ですから仮に間違って全部飲みこんだとしても全く心配のない量です。

それではお茶を利用して虫歯予防ができるのでしょうか?

フッ化物洗口は、フッ化物イオンを歯の表面に作用させ歯質を強くする予防法であり、フッ化物イオンの濃度が重要です。

お茶には比較的多くのフッ化物が含まれていますが、フッ化物イオンとして溶けている濃度が低いので、虫歯予防に十分効果を期待することはできないとのことです。

 

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今日より通常どおり診療を開始いたしました。

気持ちを新たにしつつも、開業当初の気持ちを忘れずに邁進したいと思います。